仕事をしていると、お客様へのメールだけでなく、社内向けのメールにもかなり時間を使います。
上司への報告、相談、進捗共有、判断依頼、トラブル報告など、社内メールは毎日のように発生します。
私も法人営業をしている中で、「この内容、どう書けば上司に伝わりやすいだろう」と悩むことが何度もあります。
特に相談メールは難しいです。
単に「どうしましょう」と投げるだけでは、相手も判断しにくくなります。
最近では、こうした社内報告・相談メールの下書きをChatGPTに手伝ってもらうようになりました。
もちろん、最後は自分で確認して直します。
ただ、ゼロから文章を考える時間が減ったことで、報告や相談のスピードはかなり上がりました。
この記事では、40代営業マンの私が実際に使っているChatGPTで社内報告・相談メールを効率化する方法を紹介します。
社内メールは「きれいな文章」より「判断しやすさ」が大事
社内向けの報告や相談では、文章の美しさよりも、相手が判断しやすいことが大切です。
上司や関係部署が知りたいのは、たいてい次のような内容です。
- 何が起きているのか
- 今どこまで進んでいるのか
- 何を判断してほしいのか
- 自分はどう考えているのか
- 次に何をする予定なのか
このあたりが整理されていないと、メールを読んだ相手は「で、何をすればいいの?」となってしまいます。
私自身、昔は状況説明ばかり長くなってしまい、肝心の相談事項がぼやけてしまうことがありました。
ChatGPTを使うようになってからは、文章を整えるだけでなく、論点を整理する目的でも使うようになりました。
私がよく使う社内報告メールのプロンプト
まず、社内報告メールでよく使っているプロンプトはこちらです。
以下の内容を、上司へ共有する社内報告メールにしてください。
条件
・簡潔に
・事実と所感を分ける
・現在の状況が分かるようにする
・次回アクションを書く
・上司が判断しやすい文章にする
・件名も作成する
・営業担当者らしい自然な文体
内容
(ここへ箇条書きを入力)
ポイントは、「事実と所感を分ける」という条件です。
社内メールでは、自分の感想と実際に起きた事実が混ざると、相手が判断しにくくなります。
例えば、
先方はかなり前向きそうです。
だけだと、少し曖昧です。
これを、
先方から「来月のキャンペーンで使えるか検討したい」との発言がありました。温度感は高いと感じています。
のようにすると、事実と所感が分かりやすくなります。
相談メールでは「自分の考え」も入れる
社内相談メールで意識しているのは、ただ相談するのではなく、自分の考えも添えることです。
例えば、
価格条件について相談です。どうすればよいでしょうか。
だけだと、上司は判断材料が足りません。
そこで私は、ChatGPTに次のように依頼しています。
以下の内容を、上司に相談するメールにしてください。
条件
・相談内容を明確にする
・判断してほしいポイントを書く
・自分の考えも添える
・背景を簡潔に説明する
・上司が返信しやすい文章にする
・件名も作成する
内容
・A社から価格相談あり
・通常価格では難しい様子
・初回導入なら条件調整の余地があるか確認したい
・自分としては、初回のみ限定条件で進める価値があると考えている
このようにすると、単なる相談ではなく、判断しやすいメールになります。
私も実際、上司への相談では「私はこう考えています」を入れるようにしてから、話が早く進むようになったと感じています。
AIで学んだ仕事術はブログに残すと資産になる
ChatGPTを仕事で使うようになると、自分なりの便利な使い方が少しずつ増えていきます。
私自身、このブログでAI仕事術をまとめるようになってから、自分の仕事の進め方を見直すきっかけにもなりました。
社内報告や相談メールも、ただの事務作業ではなく、仕事を前に進めるための大事なスキルです。
もしAIの活用法や仕事術を記録していきたいなら、ブログとして残していくのもおすすめです。
社内メールでよくある3つのパターン
社内報告・相談メールといっても、内容はいくつかのパターンに分かれます。
私がよく使うのは、次の3つです。
- 進捗報告メール
- 判断依頼メール
- トラブル共有メール
この3つをテンプレート化しておくだけでも、日々のメール作成はかなりラクになります。
1. 進捗報告メール
進捗報告では、今どこまで進んでいるのか、次に何をするのかを簡潔に伝えることが大切です。
以下の内容を、上司への進捗報告メールにしてください。
条件
・現状が分かる
・次回アクションを書く
・簡潔にまとめる
・件名も作成する
内容
(ここへ進捗内容を入力)
2. 判断依頼メール
判断依頼では、何を判断してほしいのかを明確にすることが重要です。
以下の内容を、上司への判断依頼メールにしてください。
条件
・判断してほしい内容を明確にする
・背景を簡潔に説明する
・自分の考えも添える
・期限があれば入れる
内容
(ここへ相談内容を入力)
3. トラブル共有メール
トラブル共有では、焦って長文を書くよりも、事実・影響・対応方針を整理することが大切です。
以下の内容を、社内向けのトラブル共有メールにしてください。
条件
・事実を簡潔に整理する
・影響範囲を書く
・現在の対応状況を書く
・次のアクションを書く
・感情的な表現は避ける
内容
(ここへトラブル内容を入力)
この3つを使い分けるだけでも、社内メールの作成時間はかなり短縮できます。
ChatGPTを使うときに気を付けたい3つのポイント
社内メールでもChatGPTは非常に便利ですが、私が仕事で使う中で意識していることがあります。
1. 結論を最初に書く
社内メールは、お客様向けメールよりもスピードが重視されることが多いです。
私はChatGPTにも「結論を最初に書く」と指示しています。
例えば、
- ご相談があります。
- 判断をお願いしたい案件があります。
- 本日の商談結果をご報告します。
最初に要件を書くことで、読む側も内容を理解しやすくなります。
2. 「報告」と「相談」を分ける
以前の私は、報告と相談を一つのメールにまとめてしまうことがありました。
すると、上司から「結局どうしたいの?」と聞き返されることもありました。
ChatGPTへ「これは報告」「ここから相談」と分けて整理してもらうようになってから、返信も早くなったと感じています。
3. 自分の考えを書く
社内メールでは、「どう思いますか?」だけでは判断しづらいことがあります。
私は必ず、
- 私としては〇〇が良いと考えています。
- 現時点では〇〇を提案したいと思います。
- ご判断いただけますと幸いです。
このように、自分の考えを一文添えるようにしています。
その方が上司も判断しやすく、やり取りがスムーズになります。
私が毎日使っている社内メールプロンプト
以下の内容を社内メールにしてください。
条件
・結論を最初に書く
・簡潔にまとめる
・事実と意見を分ける
・相談事項を明確にする
・次回アクションを書く
・件名も作成する
・営業担当者らしい自然な文体
内容
(ここへ箇条書きを入力)
私は毎日のようにこのプロンプトを使っています。
案件ごとに条件を少し変えるだけで、かなり幅広く応用できます。
ChatGPTを使って一番変わったこと
社内メールを書く時間が短くなったこともありますが、一番変わったのは「考えが整理される」ことでした。
私は営業なので、商談後はいろいろな情報が頭の中にあります。
そのままメールを書こうとすると、どうしても話が長くなってしまいます。
ChatGPTへ箇条書きを渡すことで、必要な情報だけを整理し、分かりやすくまとめてもらえるようになりました。
今では社内メールを書くこと自体が、商談内容を振り返る時間にもなっています。
よくある質問(FAQ)
Q. 社内メールでもChatGPTを使って問題ありませんか?
会社のルールを確認したうえで利用しましょう。機密情報や個人情報は入力せず、社名や担当者名は伏せるなどの配慮がおすすめです。
Q. 無料版でも十分使えますか?
はい。社内報告や相談メール程度であれば無料版でも十分活用できます。
Q. 報告書や議事録にも応用できますか?
もちろんです。私は営業日報や商談メモの整理にもChatGPTを活用しています。
まとめ
社内メールは毎日のように発生する仕事だからこそ、一通あたり数分短縮できるだけでも大きな効果があります。
私はChatGPTを使うことで、文章を書く時間だけでなく、「どう伝えればいいか」と悩む時間も減りました。
AIは仕事を代わりにしてくれる存在ではありません。
でも、考えを整理し、伝わる文章を一緒に考えてくれる頼もしいパートナーです。
まずは次に書く社内メールから、ChatGPTを相談相手として使ってみてください。
仕事は「伝え方」で大きく変わる
AIは文章を整えてくれますが、上司や同僚との信頼関係は、日頃のコミュニケーションの積み重ねで築かれます。
仕事での人間関係や伝え方をもっと学びたい方は、こちらも参考になると思います。
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