仕事をしていると、できれば送りたくないメールがあります。
それがお詫びメール・クレーム返信メールです。
商品の不具合、対応の遅れ、認識の違いなど、原因はさまざまですが、お客様へ謝罪しなければならない場面は誰にでもあります。
私も法人営業をしていますが、お詫びメールを書くときは毎回とても気を遣います。
「誠意は伝わるだろうか」「言い訳に聞こえないだろうか」と何度も文章を読み返してしまうこともありました。
最近では、その文章のたたき台をChatGPTに作ってもらっています。
もちろん、そのまま送信することはありません。
最後は必ず自分で内容を確認し、お客様とのやり取りを思い返しながら修正しています。
この記事では、40代営業マンの私が実際に仕事で使っているChatGPTを活用したお詫びメール・クレーム返信メールの作り方を紹介します。
お詫びメールで一番大切なのは「誠意を伝えること」
謝罪メールでは、文章をきれいに書くことよりも大切なことがあります。
それは、相手が「きちんと対応してもらえた」と感じられることです。
私は、お詫びメールを書くときに必ず次の4つを意識しています。
- まず最初に謝罪する
- 事実を簡潔に伝える
- 今後の対応を明確にする
- 再発防止への姿勢を示す
この4つが入るだけで、メールの印象は大きく変わります。
逆に、言い訳が長くなってしまうと、相手には誠意よりも弁解が目立ってしまいます。
ChatGPTは「冷静な文章」を作るのが得意
クレーム対応では、こちらも焦ってしまうことがあります。
急いで返信しようとして、必要な内容が抜けてしまったり、逆に説明が長くなってしまったりすることもあります。
そんなときこそ、ChatGPTが役立ちます。
例えば私は、こんなプロンプトをよく使っています。
以下の内容を、お客様へ送るお詫びメールにしてください。
条件
・最初に謝罪する
・言い訳に聞こえない
・事実を簡潔に説明する
・今後の対応を書く
・誠意が伝わる文章
・件名も作成する
内容
・商品の発送が遅れた
・こちらの確認不足
・本日発送予定
・ご迷惑をお掛けしたことを謝罪したい
このように依頼すると、落ち着いた印象の文章を作ってくれます。
私は特に、「言い訳に聞こえない」という条件を入れるようにしています。
これだけでも文章の雰囲気がかなり変わります。
AIを使うなら、自分のノウハウも資産にしよう
AIを仕事で使うようになってから感じるのは、便利な使い方ほど忘れてしまうということです。
私自身、このブログを書き始めてから、自分の仕事の進め方やAIの活用法を整理する習慣ができました。
アウトプットすることで理解も深まり、「次はこう使ってみよう」という新しい発見も増えています。
もしAIを仕事で活用しているなら、ブログや情報発信という形で残していくのもおすすめです。
私が毎回入れている4つの要素
お詫びメールでは、毎回次の内容を入れるようにしています。
- お詫びの言葉
- 発生した事実
- 現在の対応状況
- 今後の対応・再発防止
この流れは、ChatGPTにお願いするときにも条件として伝えています。
すると、かなり実務で使いやすい文章になります。
箇条書きから謝罪メールを作る
私は細かい文章を書く前に、まず状況を箇条書きで整理しています。
・発送が1日遅れた
・原因は社内確認漏れ
・本日発送済み
・到着予定日は明日
・再発防止策も入れたい
そして、ChatGPTへ次のように依頼します。
以下の内容を、お客様へ送るお詫びメールにしてください。
条件
・誠意が伝わる
・謝罪を最優先
・言い訳に見えない
・今後の対応を書く
・件名も作成
・300文字以内
内容
(ここへ箇条書きを貼り付ける)
これだけで、十分実用的な文章になります。
私も最初は半信半疑でしたが、今では謝罪メールほどChatGPTを活用する価値があると感じています。
クレーム対応は「感情」ではなく「事実」で伝える
クレーム対応では、感情的にならないことも大切です。
相手が怒っていると、こちらも焦ってしまいます。
でも、その状態でメールを書くと、必要以上に長くなったり、逆に説明不足になったりすることがあります。
私は一度ChatGPTに状況を整理してもらうことで、自分自身も冷静になれると感じています。
AIは感情を持ちません。
だからこそ、事実を整理し、落ち着いた文章を作るサポート役として非常に頼りになります。
複数のAIを使い分けると、さらに仕事がラクになる
最近はChatGPTだけでなく、ClaudeやGeminiも用途によって使い分けています。
私は文章作成はChatGPT、長文の整理はClaude、Googleサービスとの連携はGeminiというように使い分けています。
複数のAIを使う機会が増えてきた人は、一つのサービスでまとめて利用できる環境も便利です。
私自身も用途によってAIを使い分けるようになってから、文章作成に迷う時間がかなり減りました。
AIは仕事を代わりにするものではなく、「より良い仕事をするための相棒」だと感じています。
ChatGPTを使うときに気を付けたい3つのポイント
ChatGPTは謝罪メールやクレーム返信メールでも非常に便利ですが、仕事で使う以上、私が意識していることがあります。
1. AIに責任を任せない
どれだけ自然な文章でも、送信する責任は自分にあります。
私はChatGPTを「文章を一緒に考えてくれる相棒」として使っています。
最終確認は必ず自分で行い、お客様との関係性やこれまでのやり取りを思い出しながら修正しています。
2. 事実と気持ちを分けて考える
謝罪メールでは、事実を説明することも大切ですが、それ以上に「申し訳ない」という気持ちが伝わることも重要です。
私はChatGPTへ、
- 事実は簡潔に
- 謝罪は最初に書く
- 言い訳に見えない
という条件を入れるようにしています。
これだけでも、受け取る印象はかなり変わります。
3. 再発防止まで書く
謝罪だけで終わるメールよりも、「今後どのように改善するか」が書かれているメールの方が安心感があります。
私は毎回、ChatGPTへ再発防止策も含めて作成してもらうようにしています。
私が実際に使っている謝罪メールプロンプト
以下の内容を、お客様へ送るお詫びメールにしてください。
条件
・誠意が伝わる
・最初に謝罪を書く
・事実は簡潔に説明
・言い訳にしない
・今後の対応を書く
・再発防止策も入れる
・件名も作る
・300文字以内
・営業経験10年以上の担当者らしい自然な文章
内容
(ここへ箇条書きを入力)
私は案件ごとに少し内容を変えていますが、このプロンプトだけでも十分実践で使えています。
ChatGPTを使って感じたこと
以前の私は、謝罪メールを書くたびに何度も文章を書き直していました。
「この表現で本当に伝わるだろうか」「もっと良い言い回しがあるのではないか」と考え始めると、なかなか送信できませんでした。
ChatGPTを使うようになってからは、たたき台が数十秒で完成するため、その文章をベースに落ち着いて修正できるようになりました。
AIのおかげで文章を書くスピードだけでなく、気持ちにも余裕ができたと感じています。
よくある質問(FAQ)
Q. ChatGPTで作った謝罪メールをそのまま送ってもいいですか?
おすすめしません。必ず内容を確認し、お客様との関係性や実際の状況に合わせて修正してください。
Q. 無料版でも十分使えますか?
はい。謝罪メールやクレーム返信メールであれば無料版でも十分活用できます。
Q. 社内向けのお詫びメールにも使えますか?
もちろんです。私は社内での連絡や、ちょっとしたミスのお詫びメールにも活用しています。
まとめ
謝罪メールやクレーム返信メールは、仕事の中でも特に気を遣うコミュニケーションです。
だからこそ、一人で悩むよりも、ChatGPTという相談相手を持つことで、落ち着いて文章を考えられるようになります。
私自身、AIを使い始めてから文章作成の負担が減り、お客様への対応にも余裕が生まれました。
AIは人間関係を築くことはできません。
しかし、人間関係を壊さない文章を一緒に考えてくれる、非常に頼もしいパートナーだと感じています。
文章だけでなく、人との接し方も学びたい方へ
AIは文章を整えてくれますが、相手との信頼関係を築くには、コミュニケーションそのものを学ぶことも大切です。
謝罪やクレーム対応、伝えにくいことの伝え方など、人間関係を改善する考え方を身につけたい方は、こちらも参考になると思います。
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次回のAI仕事術アカデミー第019回では、「ChatGPTでアポイント獲得メールを書く方法」をテーマにします。
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