営業メールの中でも、一番悩むのが「アポイント獲得メール」ではないでしょうか。
初めてのお客様へ送るメール、展示会で名刺交換した方へのフォローメール、以前お付き合いがあったお客様へのご連絡など、営業ではメールから商談が始まることも少なくありません。
私も法人営業をしていますが、「どんな文章なら返信してもらえるだろう」と悩むことがよくありました。
文章が長すぎても読まれませんし、短すぎると気持ちが伝わりません。
最近では、その下書きをChatGPTに手伝ってもらっています。
もちろん、送信前には必ず自分で確認しますが、ゼロから考える時間がなくなったことで、営業活動に集中できる時間が増えました。
今回は、40代営業マンの私が実際に使っているChatGPTを活用したアポイント獲得メールの作り方を紹介します。
アポイントメールは「売り込むメール」ではない
営業メールというと、商品の説明をたくさん書きたくなるかもしれません。
しかし、私はそれでは返信率が下がることを何度も経験しました。
アポイントメールの目的は商品を売ることではなく、「会う約束をいただくこと」です。
そのため、メールでは次の4つを意識しています。
- 相手に送った理由を明確にする
- 会うメリットを簡潔に伝える
- 長文を書かない
- 返信しやすい締め方にする
この4つだけでも、メールの印象はかなり変わります。
私が実際によく使っているプロンプト
私は初回アプローチのメールを書くときに、次のようなプロンプトを使っています。
以下の内容を営業アポイントメールにしてください。
条件
・売り込み感を出さない
・200〜300文字程度
・返信しやすい文章
・営業経験10年以上の担当者らしい自然な文体
・件名も作成する
・相手のメリットを明確にする
内容
・法人向けサービスのご案内
・30分だけご挨拶したい
・無理な営業ではない
・都合の良い日時を教えていただきたい
このプロンプトだけでも、十分実務で使えるメールになります。
私は毎回少しずつ条件を変えていますが、「売り込み感を出さない」という一文は必ず入れるようにしています。
ChatGPTは「読みやすい営業メール」を作るのが得意
営業メールは、内容よりも「読みやすさ」が重要だと感じています。
長いメールは途中で読むのをやめてしまう人も多いからです。
ChatGPTは、文章の長さや改行のバランスも整えてくれるので、自然と読みやすいメールになります。
私は文章を考えるというより、「伝えたいことを箇条書きにする」ことに集中しています。
その方が、AIも意図を理解しやすくなります。
営業メールは「相手に合わせる」が一番大切
同じメールを全員へ送っても、良い結果になるとは限りません。
私は、業種や会社規模、商談のきっかけなどをChatGPTへ伝えて、その相手に合わせた文章を作ってもらうようにしています。
例えば、
- 携帯ショップ運営会社
- 住宅関連企業
- 広告代理店
- 小売業
など、業種を一言入れるだけでも、文章の内容はかなり変わります。
営業メールはテンプレートを送るのではなく、「相手に合わせた一通」を作ることが大切だと私は感じています。
AIで学んだことをアウトプットすると理解が深まる
AIを仕事で活用するようになってから、「便利だったプロンプト」や「うまくいった事例」を記録するようになりました。
その積み重ねが、このブログの記事にもなっています。
仕事で得た知識は、自分だけのノウハウとして蓄積していくことが大切です。
もしAIの活用法や仕事術を発信したいなら、ブログという形で残していくのもおすすめです。
私が一番効果を感じた使い方
私が最も効果を感じたのは、「メールを書いてもらう」のではなく、「メールを一緒に考えてもらう」という使い方です。
最初から完成した文章を期待するのではなく、自分の考えを整理する相談相手として使うことで、営業メールの質もスピードも大きく向上しました。
今ではアポイントメールを書くたびに、まずChatGPTへ相談することが仕事のルーティンになっています。
ChatGPTを使うときに気を付けたい3つのポイント
ChatGPTは営業メール作成でも非常に便利ですが、仕事で使う以上、私が意識していることがあります。
1. 相手ごとに文章を変える
営業メールはテンプレートをそのまま送るだけでは反応が期待できません。
私はChatGPTへ「業種」「会社規模」「商談のきっかけ」などを伝え、その相手に合わせた文章を作ってもらっています。
たった一文でも相手に合わせた内容が入るだけで、「自分に向けて書かれたメールだ」と感じてもらいやすくなります。
2. メールの目的を一つに絞る
アポイントメールでは、商品の説明をたくさん書きたくなります。
でも私は、「まず会ってもらうこと」だけを目的にしています。
ChatGPTにも「アポイントを取ることが目的」と伝えることで、自然と読みやすい文章になります。
3. 最後は自分の言葉にする
ChatGPTが作った文章は完成度が高いですが、そのまま送ることはありません。
私は最後に一文だけ、自分らしい言葉を加えるようにしています。
例えば、「ぜひ一度お話しできれば幸いです。」や「ご縁がありましたらよろしくお願いいたします。」など、自分が普段使っている表現を入れるだけでも印象が変わります。
私が毎日使っている営業メールプロンプト
以下の内容を営業アポイントメールにしてください。
条件
・売り込み感を出さない
・読みやすい文章
・200〜300文字
・返信しやすい終わり方
・件名も作る
・相手のメリットを明確にする
・40代営業マンらしい自然な文体
内容
(ここへ箇条書きを入力)
私は展示会後のフォローメールや、新規のお客様へのご挨拶メールなど、さまざまな場面でこのプロンプトを使っています。
一度作ってしまえば応用も簡単なので、営業活動がかなり効率化しました。
ChatGPTを使い始めて変わったこと
以前はアポイントメールを書くたびに、「この文章で返信してもらえるだろうか」と悩んでいました。
何度も書き直しているうちに時間が過ぎ、結局送るのが遅くなってしまうこともありました。
今はChatGPTでたたき台を作り、それを自分らしく修正する流れができています。
営業メールにかける時間が短くなった分、お客様のことを調べたり、提案内容を考えたりする時間が増えました。
私にとってAIは、「営業をサボるためのツール」ではなく、「営業に集中するためのツール」です。
よくある質問(FAQ)
Q. ChatGPTで作った営業メールをそのまま送っても大丈夫ですか?
おすすめしません。必ず内容を確認し、相手に合わせた表現へ調整してから送信しましょう。
Q. 無料版でも営業メールは作れますか?
はい。アポイントメール程度であれば無料版でも十分実用的です。
Q. 初めて連絡する会社にも使えますか?
もちろんです。私は新規営業でもChatGPTを活用していますが、相手の業種や会社情報をプロンプトへ入れることで、より自然な文章になります。
まとめ
営業メールは、ただ送れば良いものではありません。
「返信したくなる文章」を作ることが、次の商談につながります。
私はChatGPTを使うことで、文章を書く時間だけでなく、「どう伝えよう」と悩む時間も減りました。
AIは営業の代わりにはなりません。
でも、営業活動をもっと前向きにしてくれる心強いパートナーになります。
まずは次に送る営業メールから、ChatGPTを相談相手として使ってみてください。
営業は「文章力」だけでなく「伝え方」も大切
ChatGPTは文章を整えることが得意ですが、相手との信頼関係を築くためには、伝え方やコミュニケーション力も欠かせません。
営業や仕事での人間関係をもっと良くしたい方は、コミュニケーションについて学んでみるのもおすすめです。
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次回予告
次回のAI仕事術アカデミー第020回では、「ChatGPTで社内報告・相談メールを書く方法」をテーマにします。
上司への相談や報告、社内調整メールなど、社内コミュニケーションをスムーズにする実践プロンプトと、私が仕事で実際に活用している方法を紹介します。


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