ChatGPTでクロージングを考える方法!契約につながる自然な商談の締め方【AI営業術アカデミー第008回】

AI仕事術アカデミー

営業で一番緊張する瞬間はいつですか?

私は迷わず「商談の最後」だと答えます。

どれだけお客様との会話が盛り上がっても、提案内容に納得していただけても、最後の締め方を間違えると次につながらないことがあります。

営業を始めた頃の私は、このクロージングがとても苦手でした。

「今日決めていただけますか?」と言う勇気もなく、「ご検討よろしくお願いします」で商談を終えてしまうことが何度もありました。

その結果、お客様から連絡が来ることはほとんどなく、自分から何度もフォローすることになっていました。

今振り返ると、商談が失敗したのではありません。

「次の一歩」を一緒に決められなかっただけだったのです。

現在は商談前にChatGPTへ相談し、お客様に合わせたクロージングパターンを複数準備しています。

「どんな言葉ならプレッシャーを与えずに次回アポイントへつなげられるか」

「この会社なら、どのタイミングで次の提案をするのが自然か」

そんな壁打ちをすることで、以前より自信を持って商談を終えられるようになりました。

この記事では、40代営業マンの私が実際に使っているChatGPTを活用したクロージング準備術を紹介します。

クロージングは「契約を迫る時間」ではない

営業というと、「最後に契約を取りに行く場面」をイメージする方も多いかもしれません。

しかし私は現在、クロージングを「お客様と次の一歩を決める時間」だと考えています。

もちろん、その場で契約まで進むこともあります。

ですが、法人営業では一度の商談で契約が決まるケースばかりではありません。

だからこそ大切なのは、「今日契約するかどうか」ではなく、「商談を前に進めること」です。

例えば、次回打ち合わせの日程を決める。

関係者への説明会を設定する。

追加資料をお送りする。

これらも立派なクロージングです。

私はこの考え方に変わってから、「契約を取らなければ」という焦りが減り、お客様とも自然に会話できるようになりました。

昔の私は「お願い営業」をしていた

営業を始めた頃は、最後になると急に自信がなくなっていました。

提案までは堂々と話せるのに、クロージングになると声が小さくなる。

そして最後は、

「もしよろしければご検討いただければ…。」

そんな終わり方ばかりしていました。

当然、お客様からすると「今すぐ動かなくてもいいのかな」という印象になります。

今思えば、私自身が次の行動を提案できていませんでした。

クロージングとはお願いすることではなく、お客様が判断しやすいように道筋を示すことなのだと、今では考えています。

NGなクロージングと自然なクロージングの違い

❌ NG例

営業:「今日決めていただけますか?」

お客様:「少し考えます。」

営業:「そうですか…。よろしくお願いします。」


⭕ 私が今使っている考え方

営業:「今日は契約をお願いする場ではなく、御社に合うかどうかを一緒に整理する時間だと思っています。」

営業:「もし方向性が合いそうでしたら、次回は具体的なお見積りをご用意してもよろしいでしょうか。」

この違いだけでも、お客様が感じるプレッシャーは大きく変わります。

私はChatGPTにも、「圧迫感のないクロージングを考えてください」と依頼することがよくあります。

ChatGPTは「クロージングの引き出し」を増やしてくれる

営業を続けていると分かりますが、クロージングに正解はありません。

社長と話すのか、現場責任者と話すのか、それとも担当者と話すのかによって、最後の一言は大きく変わります。

以前の私は、どのお客様にも同じ締め方をしていました。

しかし現在は、商談前にChatGPTへ相談し、相手に合わせてクロージングを準備しています。

例えば私は、こんなプロンプトを使っています。

私は法人営業です。

以下のお客様へ提案を行いました。

ここから自然に次回アポイントへつながる
クロージングを5パターン作ってください。

条件

・契約を急がない
・押し売り感を出さない
・お客様が判断しやすい
・法人営業向け
・社長向け
・現場責任者向け
・担当者向け

商材

(商品名)

商談内容

(提案内容)

私はこの回答をそのまま読むのではなく、自分の話し方に合わせて少しずつアレンジしています。

「この表現は少し固いな」「もう少し柔らかく伝えよう」と調整していくことで、自分らしいクロージングができるようになりました。

タイプ別にクロージングを変える

どんなお客様にも同じクロージングをすると、違和感が生まれることがあります。

私はChatGPTへ「相手のタイプに合わせて変えてください」とお願いすることもあります。

社長タイプ

「経営全体として考えた場合、御社にとってメリットがあるかどうかを一度ご確認いただければと思います。」


担当者タイプ

「現場で運用した場合のイメージが湧くように、次回は具体的な画面や事例もご紹介します。」


慎重派のお客様

「今日はご判断いただく必要はありません。ご不明点が出てきましたら、遠慮なくご相談ください。」

このように、同じ商品でも相手によって締め方を変えるだけで、商談の雰囲気は大きく変わります。

営業メモ

沈黙を怖がらなくなりました。

以前の私は、クロージングで沈黙になると不安になり、つい話し続けてしまっていました。

すると余計な説明が増え、お客様も判断しづらくなってしまいます。

今は提案を終えたら、一度お客様へ考える時間をお渡しするようにしています。

ChatGPTへ相談したときも、「最後は営業が話し続けるのではなく、お客様に考えていただく時間も大切です」と提案され、今でも意識しています。

❌NG例 → ⭕改善例

❌ NG例

営業:「何か質問ありますか?」

お客様:「特にありません。」

営業:「では、ご検討よろしくお願いします。」


⭕ 改善例

営業:「本日のお話を踏まえて、一番気になっている点はどのあたりでしょうか?」

お客様:「費用面ですね。」

営業:「ありがとうございます。それでしたら次回は費用対効果が分かる資料をご用意しますので、一緒に確認しませんか?」

質問を「ありますか?」で終わらせるのではなく、「一番気になっていること」に変えるだけで、次回の商談につながることが多くなりました。

営業ノウハウはブログという資産にもなる

私は商談後にChatGPTへ振り返りを依頼し、「今日のクロージングで良かった点」「もっと改善できる点」を毎回整理しています。

そうして蓄積したノウハウをブログ記事として残すことで、自分自身の営業力も少しずつ磨かれてきました。

営業経験やAI活用術は、一度まとめておくと将来の自分にとっても大きな資産になります。



クロージングで私が意識している3つのこと

ChatGPTを活用するようになってから、クロージングそのものよりも「商談全体の流れ」を意識するようになりました。

その中でも、毎回必ず確認しているポイントがあります。

1. 契約ではなく「次の一歩」を決める

法人営業では、一度の商談で契約まで進むケースばかりではありません。

だから私は、「今日契約できますか?」ではなく、「次回は何を確認しましょうか?」という考え方を大切にしています。

お客様も判断しやすくなり、商談が前向きに終わることが増えました。

2. お客様自身に判断していただく

営業が一方的に押し切るのではなく、お客様自身が「導入したい」と思える状態を目指しています。

そのため、最後には必ず考える時間を作るようにしています。

3. 次回の約束を具体的にする

「また連絡します」ではなく、「来週の水曜日にお見積りをご説明してもよろしいでしょうか?」というように、できるだけ具体的な次の行動を提案しています。

ここまで具体化すると、お客様も予定を立てやすくなります。

営業チェックリスト

商談終了前に確認していること

  • □ お客様の不安点を確認した
  • □ 一番気になっていることを聞いた
  • □ 次回アクションを提案した
  • □ 必要な資料を確認した
  • □ 次回の日程候補を準備した
  • □ 商談後に振り返るポイントを決めた

💬 お客様によく聞かれる質問

Q. 社内で相談してからでもいいですか?

私ならこう答えます。

「もちろんです。社内でご相談いただくことはとても大切だと思います。その際にご説明しづらい点があれば、補足資料もご用意できますので、お気軽にお声がけください。」


Q. 他社とも比較してから決めたいです。

私ならこう答えます。

「ぜひ比較してください。その上で、御社にとって一番合うサービスを選んでいただくことが大切だと思っています。比較する中で分からない点があれば、中立的な立場でご説明します。」

🎙 今日の一言

「何か質問はありますか?」ではなく、

「今日のお話で、一番気になっている点はどこでしょうか?」

この一言だけで、お客様は「質問を探す」のではなく、「今考えていること」を話しやすくなります。

私も最近は、この質問で商談を締めることが増えました。

❌NG例 → ⭕改善例

❌ NG例

営業:「では、ご検討よろしくお願いいたします。」

(ここで商談終了)


⭕ 改善例

営業:「本日のお話を踏まえて、次回はお見積りと導入後の運用イメージをご説明したいと思っています。来週でしたら○日か○日はいかがでしょうか?」

契約を迫るのではなく、自然に次回の商談へ進める流れを作ることを意識しています。

ChatGPTでクロージングを磨き、複数のAIでさらに完成度を高める

私はChatGPTでクロージングの流れを整理したあと、必要に応じて別のAIでも表現やアイデアを比較しています。

AIごとに提案の切り口が少し違うため、「こんな言い回しもあるのか」と新しい発見があることも少なくありません。

複数のAIを使い分けることで、営業としての引き出しも少しずつ増えてきたと感じています。



よくある質問(FAQ)

Q. クロージングが苦手でもChatGPTは役立ちますか?

はい。商談内容やお客様のタイプを入力すると、自然なクロージング例や次回アポイントにつながる話し方を提案してくれます。

Q. 押し売りにならないか心配です。

私はChatGPTへ「プレッシャーを与えない表現で」と条件を付けています。お客様に判断していただく姿勢を意識すると、押し売りになりにくいと感じています。

Q. 個人営業でも使えますか?

もちろんです。法人営業だけでなく、保険、不動産、自動車販売など、お客様との商談がある仕事なら幅広く応用できます。

まとめ

クロージングは契約を迫る時間ではありません。

お客様が安心して次の一歩を踏み出せるように、道筋を一緒に整理する時間です。

私はChatGPTと壁打ちを繰り返すことで、クロージングへの苦手意識が大きく減りました。

営業は最後の一言で終わるのではなく、その一言から次の商談が始まります。

ぜひChatGPTを営業パートナーとして活用し、自分らしいクロージングを見つけてみてください。

関連記事

次回予告

次回のAI営業術アカデミー第009回では、「ChatGPTで断り文句への切り返しを考える方法」を紹介します。

「予算がない」「今は必要ない」「他社も検討している」など、営業でよくある断り文句に対して、押し売りにならず自然に会話を続けるための考え方や、実際に使っているプロンプトを紹介します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました